かつてはヒットしないジャンルと言われていたバスケ漫画。
しかし「スラムダンク」が大ヒットしてからというものの「黒子のバスケ」や「あひるの空」等、たくさんのヒット作が生み出されています。
バスケ漫画すべて合わせると、なんと約40作。
『スラムダンク』以前は「バスケ漫画」というものは売れないので業界ではタブーだったと、作者の井上雄彦先生はお話しされていました。 しかし『スラムダンク』が連載開始する以前にも「バスケ漫画」はありました。 また『スラムダ[…]
その中で最も発行部数の多い漫画は一体どの作品なのでしょうか?
本記事では、バスケ漫画の発行部数を調べ、ランキングTOP5にまとめてみました。
(参考は以下のリンク先から:漫画全巻ドットコム「歴代発行部数」)
【1位】SLAM DUNK/井上雄彦
1位は予想通り『スラムダンク』でした。
シリーズ累計発行部数はなんと…1億7000万部!
バスケ漫画の中では断トツ、全ての漫画の歴代発行部数ランキングでもトップ10入りを果たす不朽の大名作です。
昨年は1億2029万部だったので、映画「THE FIRST SLAMDUNK」が大ヒットした影響で5000万部近く増えたということでしょうか。
新作にも期待が高まります。
【2位】DEAR BOYS/八神ひろき
2位は『DEAR BOYS』でした。
シリーズ累計発行部数は…4500万部!
スラムダンクの次は『黒子のバスケ』と予想していた人も多かったのではないでしょうか?
連載開始はなんと1989年。
現在はAct4の連載中であり、全シリーズ(Act1、Act2、Act3、Act4)を合わせると約90巻になります。
全ての漫画の歴代発行部数ランキングでも63位の大人気長編長寿漫画です。
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【3位】黒子のバスケ/藤巻忠俊
3位は『黒子のバスケ』でした。
累計発行部数は3100万部!
予想では2位でしたが、それでも3100万部はすごいですね。
「黒子のバスケ」を読んでバスケを始めたという人も多いです。
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【4位】あひるの空/日向武史
4位は『あひるの空』でした。
累計発行部数は2400万部!
2000年代からスタートした名作です。
アニメ化もされており、連載中のバスケ漫画の代表格と言えるでしょう。
※2023年現在は休載中。
電子書籍(ebook japan)
【5位】リアル/井上雄彦
5位は『リアル』でした。
またまた井上雄彦先生の作品です。
累計発行部数は1500万部!
ベスト5に2作品・・・
もはやバスケ漫画界の神といっても過言ではないでしょう。
スラムダンクはもちろんですが、この『リアル』も超名作です。
1-4位は高校バスケが舞台ですが、『リアル』は車いすバスケが舞台となっています。
読んだことのない人は、ぜひ読んでみてください。
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【ランク外】Switch!
他にも調べてみましたが、発行部数が公表されている作品はほとんどありませんでした。
ランク外で唯一わかったのが「switch!」の70万部です。
全15巻で完結しています。
https://dennsisyosekisokuhou.com/archives/3685.html
【番外編:小説】『走れ!T校バスケット部』
漫画ではありませんが、『走れ!T校バスケット部』の小説シリーズ10作の累計部数は120万部を突破しています。
一般的な書籍(新書・小説・ビジネス書・健康本などの一般書等)の場合、ヒットは数千部以上、大ヒットは2万部以上、ベストセラーは10万部以上が目安です。
(本出版ガイド:https://masterpublish.com/bestseller/)
小説の世界では10万部以上がベストセラーと言われるそうなので、全10作とはいえこの発行部数はすごいですね。
まとめ
第1位は予想通りスラムダンクでした。
発行部数だけでなく、知名度や影響力もバスケ漫画の中では群を抜いていると思います。
第2位から第5位も1000万部を超えているのは新たな発見でした。
人気が出るきっかけとして漫画の影響はとても大きいので、今後もバスケ漫画の名作が出版されることを期待しましょう。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!