バスケを始めたら、必ず買わないといけないアイテムがいくつかあります。
その中で最も大切なモノは何でしょうか?
恐らく多くの人が「バスケットボールシューズ(バッシュ)」と答えるでしょう。
でも、初めての時って何を買えばいいかわからないですよね。
高価なものなので、できれば失敗はしたくありません。
そんな方へ、初めてバスケ用のシューズを購入する際の注意点や選び方をできるだけわかりやすく解説したいと思います。
- どんなバッシュがあるの?
- 何を基準に選べばいいの?
- どこで買えばいいの?
この記事を読んで頂ければ、これらの疑問を解決できるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
読んで下さった方が、自分に合うバッシュと出会う手助けになれば幸いです。
バッシュとは
「バッシュ」とは、「バスケットボールシューズ」の略です。
ちなみに
「バッソク」は「バスケットボールソックス」
「バスパン」は「バスケットボールパンツ」の略です。
一般のスニーカーとの主な違いは
- グリップ力が高い(滑りにくい)
- 衝撃をやわらげるために底が厚い
- 足首や踵をしっかり固定している
ことなどが挙げられます。
バッシュを選ぶ基準は?
バッシュを選ぶ基準は様々ですが、ざっくり言うと「自分の足に合うこと」です。
では、どのように「自分に合う」バッシュを探せばよいのでしょうか?
一つずつ解説していきたいと思います。
履き心地
最も大切なのは履き心地です。
どんなにかっこよくても、どんなに高価でも、プレー中に足が痛くなってしまってはバスケを楽しむことはできません。
「動きやすい」「履いた時にしっくりくる」「走ったり跳んだりしても痛くない」など、履き心地というのは自分の感覚なので、自分にしかわからないものです。
色んなバッシュを履いてみて「自分の足に合う」バッシュを探してみましょう。
だからといって「自分に合う」バッシュを探すために、全てのバッシュを履いていては大変です。
なので、まずはそれぞれ自分なりのポイントを決め、そこからどのバッシュを買うか目星をつけていきましょう。
- 予算
- 好きなプレーヤーが履いているバッシュ
- 見た目
- ブランド
- 型(ローカット、ミドルカット、ハイカット)
色んなポイントがあると思いますが、代表的なものとしては上記のような感じでしょうか。
予算
まず大事なポイントは「予算」ですね。
バッシュの価格はピンキリですが、大まかに言うと「5千円~2万円」といったところだと思います。
- 5千円くらいで抑えたいのか
- 1万円前後で考えているのか
- 2万円まで出せるのか
人それぞれお財布事情があると思います。
上を見るとキリがないので、ある程度は決めておいた方がよいでしょう。
好きなプレーヤーが履いているバッシュ
好きなプレーヤーが履いているバッシュって欲しくなりますよね。
私もマイケルジョーダンが大好きだったので、高校生くらいの時に「エアジョーダン12」を祖父に買ってもらった記憶があります。
でも、足が痛くなってしまいすぐに外履き専用になってしまいました。
更に外履き一回目でウンコを踏んでしまうという苦い思い出・・・。
さて、話は戻って好きなプレーヤーが履いているバッシュです。
NBAのスター選手であればシグネチャーモデルが出ていたりもしますね。
バッシュでいえば、マイケル・ジョーダンの「エアジョーダン」シリーズやコービー・ブライアントの「KOBE」シリーズが有名です。気になる人は下の記事を見てね!
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ポジション
ポジションによっても、選択肢は変わるかもしれません。
ガードならローカット軽量のバッシュ
センターなら固定力の高いミドルカットやハイカットのバッシュ
というイメージです。
サッカーや野球と同じように、バスケットボールにもポジションがあります。 バスケットボールでは、ガードやフォワード、センターといった呼び方が基本ですが、現在ではこの概念に捉われないプレーヤーもたくさん登場してきています。 それぞれ[…]
バッシュの見た目、デザイン
これも大切な基準です。
かっこいいバッシュを履くと、それだけで気分が上がります。
バスケが上手くなるためには、色んな角度から気分を上げるということは大切だと思います。
色は黒がいいのか、白がいいのか
派手なデザインがいいのか、シンプルなデザインがいいのか
「かっこいい」という感覚は人によってそれぞれですが、できるだけ自分の好きなデザインのバッシュを履きたいですよね。
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ブランド
これは今まで挙げた
「好きなプレーヤーが履いている」
「見た目」
などである程度決まってくるかもしれませんね。
ただ、「ブランドを重視して選びたい」というのであれば、最初はアシックスがオススメです。
アシックス
日本のブランドというだけあって、日本人の足型に合わせて設計されているため、一般的な日本人体型であるなら「アシックスが合う」という方が多いと思います。(※もちろん個人差は大きいですが。)
ナイキ
履いている人が最も多いのが、ナイキではないでしょうか。
NBAプレーヤーのシグネチャーモデルも多く、かっこいいデザインのバッシュが多いのが魅力です。
アンダーアーマー
NBAのスーパースター、ステフィン・カリーのシグネチャーモデルで一気に有名になったのがアンダーアーマーです。
ミズノ
アディダス
プーマ
どちらかと言えばサッカーのイメージが強いプーマですが、最近はバッシュにも力を入れているようです。
型(ローカット、ミドルカット、ハイカット)
バッシュには様々な型があります。
型によって機能性が異なります。
ハイカット
昔は踝(くるぶし)が隠れる「ハイカット」が主流でしたが、最近で履く人は少なくなっています。
とは、いってもスーパースターであるステフィンカリーのシグネチャーモデルは発売されており、かっこいいですね。
足首がしっかり固定されており、安心感があります。
ミドルカット
最近は、ローカット寄りのミドルカットが最も多いでしょうか。
様々なタイプが発売されています。
ローカット
一般的なスニーカーやランニングシューズのような「ローカット」を履く人も増えてきています。
そして、ローカットの第一人者といえば「コービー・ブライアント」ですね。
サッカーのスパイクからヒントを得て生まれたバッシュが「NIKE ZOOM KOBE IV」で、その後ローカットモデルが増えていきました。
特徴としては、何といっても「軽い」ことです。
そして足首が固定されていないため自由度が高く、動きやすいことがメリットです。
反対に、ミドルカットやハイカットに慣れている人にとっては、慣れないうちは少し不安かもしれません。
試着はするべき?気を付けることは?
最近は、実店舗以外に「Amazon」や「楽天」など、様々な場所でオンラインショッピングが可能です。
とても便利なんですが、初めてバッシュを買う人にはあまりオススメできません。
バッシュは普段履いている靴とはサイズ感が違うこともありますし、履き心地も千差万別です。
できれば、実物を試着してから購入することをオススメします。
試着する時に気を付けること
バスケ用の靴下を履いた状態で試着する
バッシュを試着する時は、できるだけバスケをする時と同じ靴下を履くことをオススメします。
バッソクを持っている人は、自分のバッソクを履いていくか持っていくようにしましょう。
多くの店には試着用のバッソクが置いてあるので、お店で借りるというのも一つの手です。
靴下を借りられるかどうか、店員さんに気軽に聞いてみましょう。
サイズ
サイズは、メーカーによって変わるので、必ず履いてみることをオススメします。
履いたら「立つ」「歩く」ことを忘れないようにしましょう。
あくまで印象ですが、アシックスは一般的な靴より少し大きく感じたり、ナイキやアンダーアーマーは少し小さく感じたりすることがあります。
また、同じナイキのバッシュだったとしても、例えば「カイリー3」は27.0でピッタリだったのに「カイリー4」は27.0では大きい感じがするといったこともあるので、できるだけ実物を履いてみるようにしましょう。
ナイキのシューズの名前の後につく「EP」って?
ナイキには「EP」というものがあります。
例えばカイリー4EPなど、バッシュ名の後ろにEPとついています。
これはどういう意味かというと「Engineered Performance」(エンジニアード パフォーマンス)の略で、アジア人の足型向けに幅広に設計されたバッシュのことです。
まとめ
以上、今回の記事ではバッシュの選び方を解説しました。
大切なことは「自分に合うバッシュ」を見つけることです。
履き心地はもちろんのこと、予算、デザイン、型、機能性、ブランドなど様々な要素を考慮したうえで、バッシュ選びを楽しんで下さいね。
そしてもちろん、そのバッシュを着用してプレーすることも!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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