バスケットボールを持っているなら、空気入れは必ず持っておくようにしましょう。
なぜかというと、ボールは使っていると空気が徐々に抜けていくからです。
空気圧が弱いとドリブルは突きにくくなるし、パスやシュートの感覚も変わってきてしまいます。
また、空気圧が弱い状態で使用していると、ボールを傷める原因にもなってしまいます。
ボールを長く快適に使用するためには、定期的に空気を入れて手入れをすることが大切です。
では、どんな空気入れがいいのでしょうか?
本記事では、空気入れの種類や目的別オススメ、正しい空気圧の測定方法などについて解説しています。
空気入れの種類
空気入れは様々な種類が販売されています。
- ハンドポンプ
- フロアポンプ
- フットポンプ
- 電動ポンプ
それぞれに特徴がありメリット・デメリットがあります。
それでは具体的に解説していきます。
【携帯性抜群!ボール専用】ハンドポンプ
携帯に便利な小型タイプ。
ボール専用です。
小型なので、他のタイプに比べやや労力を要します。
モルテン/ペンタゴン
針を本体に収納できるので、携帯性に優れています。
バスケットボールの空気入れとしては最もメジャーな商品です。
重量:125g
交換針
モルテン/ダブルアクションハンドポンプ
押す時にも引く時にも空気が入るので、素早く空気を入れることができます。
交換針
ミカサ/ハンドポンプ
ボールメーカーが出している空気入れの中では最も安価です。
交換針
ナイキ/エッセンシャルボールポンプ
ナイキらしく、かっこいいデザインの空気入れです。
【エアーゲージ付】ハンドポンプ
エアーゲージ付きダブルアクションハンドポンプ/ミカサ
ゲージを見ながら空気を入れることができるので安心です。
重量も120gなので、携帯性も問題ありません。
交換針
【自転車の空気入れと併用可】フロアポンプ
自転車の空気入れにも使用できます。
ボール以外にも様々な用途で使用できるのがメリットですが、サイズが大きいので携帯には不向きです。
ブリヂストン/スマートポンプ
ボール用ノズルが付属しています。
【人力では最も楽】フットポンプ
ハンドポンプ、フロアポンプよりも空気が楽に入れられるということが最大の利点でしょう。
電動ポンプよりも安価で、フロアポンプよりも嵩張りません。
ボール用ノズルが付属しています。
空気入れを楽にする!!全自動スマート空気入れ【KUKiiRE】
自転車も車もボールもワンタッチで空気入れが可能なスマート空気入れです。
空気圧を指定すれば自動停止するので、入れ過ぎる心配がありません。
使用方法も簡単です。
空気入れを楽にする!!全自動スマート空気入れ【KUKiiRE】
【最新式:携帯も可能】電動ポンプ
ポータブル充電式電動エアポンプ
充電式なのでコードレスです。
185gなので携帯するのにも便利。
ミカサ/ボール用 電動エアーポンプ
ボールメーカーから出ているでの安心度は抜群。
少し重いですが、家で使うなら問題ありません。
正しい空気圧と測定方法
バスケットボールを長持ちさせるためには、正しい空気圧で使用することが大切です。
それでは、正しい空気圧とはどれくらいなのでしょうか?
JBAでは以下のように規定しています。
床からボールの最下点まで、およそ1.80mの高さからコートに落下させた時、ボールの最下点が 0.96m から 1.16m の間の高さまではずむように空気を入れる。
ボールの最下部までがおよそ1,800mm の高さからフロアに落下させたとき、ボールの最下部が 960mmから1,160mm の高さまではずむ程度に空気を入れる。
自分ならどれくらいなのか、計測しておくといいですね!
基本空気圧:500〜600ヘクトパスカルになります。FIBAの空気圧基準:180cmの高さから落としていただいて、120cm〜140cmの高さまでに跳ね返るのが基準となります。
空気の入れ方
①空気圧をチェックする
現時点でどれくらいボールが跳ねるのか、しっかり確認しておきましょう。
②空気針に潤滑油を塗る
潤滑油を塗ることで、スムーズに抜き差しできるようになります。
ボールを傷つけることなく使用できるので、ボールが長持ちすることにも繋がります。
③空気針を垂直に差し込む
無理やり抜いたり刺したりすると空気針が折れたり曲がったりするので要注意です。
空気針は傷みやすいので、替え針は準備しておきましょう。
④少しずつ空気を入れる
時折確認しながら少しずつ空気を入れていきましょう。
入れすぎにも要注意です。
空気を抜くことができる空気入れもあります。
100均の空気入れは?
ダイソーやセリアなどの大手100均ショップでも「空気入れ」は販売されています。
もちろん普通に使うことはできますが、できれば「スポーツメーカーが販売している空気入れ」を購入することをおすすめします。
メリット
- 安価
- 手に入れやすい
デメリット
- 空気が入れにくい
- 壊れやすい
ハンドポンプであればスポーツメーカーの物でも1000円前後です。
長い目で見たら100均の方が高くつくかもしれません。
最後に
本記事ではバスケットボールの空気入れに関して解説しました。
空気入れの手順は以下の通りです。
- 空気圧をチェックする
- 空気針に潤滑油を塗る
- 空気針を垂直に差し込む
- 少しずつ空気を入れる(時折確認しながら)
オススメの空気入れを目的別に挙げると以下の通りです。
- ボール専用、携帯するなら「ハンドポンプ」
- 自転車と兼用するなら「フロアポンプ」
- 楽したいなら「電動ポンプ」
空気入れを適切に行うことでボールを大切に扱いましょう。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。