NCAA DIVISION1に所属するネブラスカ大で活躍し富永啓生選手。(2024年4月現在)
2024年夏に開催されるパリ五輪、さらにその先にはNBA入りも期待される若手プレーヤーです。
そんな冨永選手のプロフィールや各カテゴリーでの活躍について解説しています。
ぜひ最後までご覧くださいね!
自叙伝
大学時代のエピソードは自叙伝に詳しく書かれています。
現在の身長と体重
身長
188cm
体重
81kg
出身校
小学校
父である冨永氏がコーチを務めていた「ディーナゲッツ バスケットボールアカデミー愛知校」でプレーしていた頃の写真がアップされています。
感情全開の表情でプレーする様子はこの頃から今も変わりありません。
春日井市立岩成台中学校(2013-2016)
春日井市立岩成台中学校でプレー。
3年生時に出場した全国中学校体育大会(全中)では3位という好成績を収めています。
この大会では横地聖真(2年生)がチームメイトとしてプレーしています。
桜丘高校(2016-2019)
高校3年生時のウインターカップでは平均39.8得点という驚異的なスタッツを残し得点王に輝いています。
チームとしても3位という好成績を残し、まさに大会の主役でした。
準決勝の相手は河村勇輝選手率いる福岡第一高校。
レンジャー・カレッジ(2019-2021)
高校卒業後は、NJCAA(全米短大体育協会)1部所属のレンジャー・カレッジという2年制大学(短大)に進学しました。
前年(2018年)の全米短大選手権では準優勝している強豪校です。
NCAA1部に所属する大学への編入を目指す冨永選手にとっては、ヘッドコーチがビリー・ギリスピー氏であったことも決め手だったようです。
1年目からチーム最多の平均16.8得点を挙げるなど、能力の高さを見せつけました。
この活躍がネブラスカ大の目に止まり、1年時には編入が決定。
2022年からはNCAA DIVISION 1にプレーの場を移すことに。
今年3月の全米短大選手権で準優勝校への入学で合意? 昨年末のウインターカップで平均39.8得点を挙げ、桜丘高校…
ネブラスカ大学(2022-)
1年目は30試合に出場、平均5.7得点という成績でした。
2年目は平均13.1得点、特に後半戦はチームのエースとして大活躍。
NBA入りに期待を抱かせるシーズンとなりました。
NBAドラフトにアーリーエントリー(2023)
2022ー23シーズンに大活躍した冨永選手は、4月にNBAドラフトにアーリーエントリーをすることを発表。
5月にはインディアナ・ペイサーズのワークアウトに参加しています。
会場には、なんとあのレジェンド「ラリー・バード」の姿も・・・!
その後すぐにアーリーエントリーを取り下げて、フィジカル面やディフェンス面での成長を課題に挙げ、もう一年ネブラスカ大で過ごすことを発表しました。
ワークアウトに参加してNBAに入るための課題がよりはっきりしたということでしょうか。
マードマチネスに参戦(2024年)
ネブラスカ大学最終学年となる2023-24シーズンは、全米から64校しか参加できないNCAAトーナメント、通称March madness(マーチ・マッドネス)に出場するなど、冨永選手にとってもネブラスカ大学にとっても最高のシーズンとなりました。
チームは残念ながら初戦で敗れてしまいましたが、個人としてはNABCオールスターゲームに選出、更には3ポイントシュートコンテストで優勝するなど大きなインパクトを残しました。
個人スタッツは自己最高のアベレージ!
14.6得点、2.3リバウンド、1.28アシスト
インディアナ・ペイサーズ(2024-)
ワークアウトに参加したペイサーズとエクジビット10契約を結びました。
今後の活躍がますます楽しみです!
日本代表
2022年7月1日に行われたワールドカップアジア予選のオーストラリア戦でA代表デビュー。
圧倒的なシュート力を武器に、大きなインパクトを残しました。
2023年に開催されるワールドカップの出場も確実視されています。
現役NBAプレーヤーである八村塁選手や渡邊雄太選手との共闘、さらにはオーストラリアやドイツ代表のデニス・シュルーダー選手やパティ・ミルズとのマッチアップが楽しみです。
東京オリンピック(3X3)
2021年に開催された東京オリンピックには「3X3」の日本代表としてプレーしました。
ワールドカップ2023
この大会で冨永選手の知名度は日本全国に知れ渡ることとなりました。
この大活躍は記憶に新しいところですね。
シューティングなら確率90%超え!?
シューティングでは驚異の確率を叩き出しています。
普通のプレーヤーならフリースロー、、否、レイアップやゴール下並みの確率です。
家族
両親ともに実業団でプレーしていました。
父
父は身長211cmの長身センターとして日本代表でもプレイした富永啓之氏です。
母
母・ひとみさんは実業団の三菱電機でプレイしていた元バスケットボール選手です。
ステフィン・カリーとの関係性
圧倒的なシュート力から「和製カリー」というニックネームが付いた富永啓生。
彼自身もNBAのスーパースター「ステフィン・カリー」が目標であることを公言しています。
冨永選手を特集したツイートに、憧れの「ステフィン・カリー」から直接反応があるというのもすごい。
Love it, Keisei!
— Stephen Curry (@StephenCurry30) February 16, 2023
2019年にはカリーから直接指導を受けたことも。
ダンクシュートはできる?
身長180センチ台とバスケットボール選手としては決して大きくないサイズの富永啓生選手。
スリーポイントシュートを中心としたアウトサイドのプレーが印象的です。
しかし、1人アリウープが余裕で出来るほどの身体能力の持ち主でもあります。
高校時代のウォーミングアップでもダンクを披露しています。
最後は富永君のアリウープ!!#ウィンターカップ #桜丘#富永啓生 pic.twitter.com/fLChNdtE6b
— 悠凪 (@Yuna53077) December 29, 2018
ドキュメンタリー
さいごに
本記事では、富永啓生選手の各カテゴリーでの活躍、プロフィールについてまとめました。
高校生時代も凄かったですが、まさかNCAA1部でこんなに活躍できるとは正直思っていませんでした。
チャレンジ精神が素晴らしく、今後が本当に楽しみですね。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!