バスケットボールコートには様々な名称のラインやエリアがあります。
ルール上必要なラインやエリアもあれば、戦術上必要なエリアもあります。
本記事では、戦術上必要なエリアの名称や意味について解説しています。
ルールに必要なラインやエリアの名称についてはこちらの記事をご覧ください。
バスケットボールコートは様々なラインで区画されています。 ラインによってエリアが構成されており、ラインやエリアには、それぞれ名称があります。 この記事では、FIBAで規定されているラインやエリアの名称、寸法、コートの広さについて[…]
トップ
現代バスケでは、これまでにないほどスリーポイントシュートやスペーシングが重要視されています。
アウトサイドのポジション「トップ」「ウイング」「コーナー」は、よく耳にする言葉ですね。
ウイング
両サイドのポジションのことをウイングといいます。
だいたい45-60°あたりのエリアを指します。
コーナー
アウトサイドでリングから0°(180°)のエリアを「コーナー」といいます。
コーナーからの3ポイントシュートは、他の角度よりも距離が短いので有利とされています。
コフィンコーナー
「コフィンコーナー」とは、オフェンス側からすると”バックコートバイオレーションになってしまいやすいセンターラインぎりぎりのエリア”のことを指します。
コフィン(coffin)は「棺(ひつぎ)」という意味です。
オフェンス側のプレーヤーにとっては「死」を意味する場所ということですね。
ショートコーナー
コーナーよりも内側、ペイントエリアよりも外側の辺りを「ショートコーナー」といいます。
エルボー
ペイントエリアの角辺りを「エルボー」といいます。
ローポスト
ポストプレーをする時によく使われます。
ハイポスト
ローポストとセットで使われることが多いですね。
フリースローライン辺りのことを「ハイポスト」といいます。
ネイル
フリースローサークルの半円の中心の部分を「ネイル」といいます。
ダンカースポット
トップやウイングからドライブしてきた味方への合わせをする時に使われる用語です。
パスを受けたらすぐにダンクに行けるポジションなので、ダンカースポットと呼ばれています。
ショートコーナーとほぼ同じ場所と考えてもよいでしょう。
スロット、スロットエリア
フリースローラインの延長線上からエンドラインに向かう、ペイントエリアの縦の部分を構成するライン辺りをスロットといいます。
また、スロットの延長線上をスロットエリアといいます。
ペリメーター
スリーポイントラインよりも外のエリアのことを「ペリメーター」といいます。
今日も北海道で取材などをしています。これまで多かったコメントでの質問を参考にNBAイングリッシュの新エピソードを作成しま…

さいごに
本記事では、戦術上必要なエリアの名称や意味について解説しました。
名称を覚えることで、戦術を説明しやすくなったり、理解しやすくなります。
何よりバスケをより楽しむことに繋がるんじゃないかと思うので、図を見ながら理解を深めていただけたら幸いです。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!