【2023年版】海外で活躍している日本人プレーヤー(男子)一覧

今やNBAで活躍する日本人プレーヤーが2人もいる時代。

彼らだけでなく、他にもアメリカやヨーロッパなど海外で活躍しているプレーヤーはたくさんいます。

NCAAでプレーしていたり、既に日本代表候補に入っていたりと注目度の高い選手も。

この中から、将来のNBAプレーヤー、はたまた日本代表のエースが生まれるかもしれません。

女子に続いて男子日本代表が世界で活躍する日もそう遠くない日に来るかもしれない、と思うとワクワクしてきますね。

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本記事では、現在海外の主要なリーグでプレーしている選手を簡単な経歴とともに紹介します。

目次

八村塁/(ロザンゼルス・レイカーズ/NBA/アメリカ)

生年月日:1998年2月8日

出身:富山県富山市

身長:203cm(もっと伸びているという説あり)

体重:104kg

ポジション:PF/SF

経歴

中学入学時に友人の熱烈な勧誘を受け、バスケットボールを始めました。

高校卒業後、渡米。

日本人史上初めてNBAドラフトで1巡目指名され、NBAオールルーキーセカンドチームに選出されるなど、輝かしい実績を持っています。

所属チームが、あの「ロサンゼルス・レイカーズ」なんて夢のようです。

富山市立奥田中学校(2010-2013)
明成高等学校(2013-2016)
ゴンザガ大学 (2016-2019)
ワシントン・ウィザーズ (2019-2023)
ロサンゼルス・レイカーズ (2023-)

渡邊雄太/(メンフィス・グリズリーズ/NBA/アメリカ)

生年月日:1994年10月13日

出身:香川県木田郡三木町

身長:206cm

体重:98kg

ポジション:SF/PF

経歴

バスケットボールを始めたのは小学1年生。

高校卒業後、渡米。

2018年にメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結び、日本人2人目のNBA選手となっています。

2022-23シーズンには「ニューヨーク・ネッツ」に移籍、一時はスリーポイントシュート確率がNBAで1位になるなどブレイクを果たしています。

2023-24シーズンはフェニックス・サンズと2年契約!!!

再びKDとチームメイトになりました。

高松市立牟礼中学校(2007-2010)
尽誠学園高等学校(2010-2013)
セント・トーマス・モア・スクール (2013-2014)
ジョージ・ワシントン大学 (2014-2018)
メンフィス・グリズリーズ → メンフィス・ハッスル (2018-2020)
トロント・ラプターズ → ラプターズ・905 (2020-2022)
ブルックリン・ネッツ (2022-2023)
フェニックス・サンズ(2023-)
メンフィス・グリズリーズ(2024)

馬場雄大/(テキサス・レジェンズ/Gリーグ/アメリカ)→長崎ヴェルカ(B1)

生年月日:1995年11月7日

出身:富山県富山市出身

身長:198cm

体重:90kg

ポジション:SG/SF

経歴

BリーグでプレーしてからNBAを目指すという新たな道を切り拓いています。

2020-21シーズンには、オーストラリアのプロリーグ「NBL」でプレー。

メルボルンの中心メンバーとして優勝を果たしています。

富山市立奥田中学校
富山第一高等学校
筑波大学
アルバルク東京 (2017-2019)
テキサス・レジェンズ (2019-2020)
メルボルン・ユナイテッド (2020-2021) ※オーストラリアのプロリーグ
テキサス・レジェンズ (2021-)
2023シーズンからはBリーグに復帰することが決まりました。
Bリーグでどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみですね!

富永啓生(ネブラスカ大/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2001年2月1日

出身:愛知県名古屋市

身長:188cm

体重:81kg

ポジション:SG

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経歴

高校卒業後、渡米。

現在はNCAA division1のネブラスカ大学というところでプレーしています。

先日開催されたワールドカップアジア予選では日本代表デビュー。

得意のスリーポイントシュートを始め、圧倒的な得点力でインパクトを与えました。

東京オリンピックでは3×3の日本代表として活躍していたのも記憶に新しいところです。

春日井市立岩成台中学校
桜丘高等学校
レンジャー・カレッジ (2019-2020)
ネブラスカ大学 (2021-)
2023年のオフシーズンには、大学コーチの薦めでNBAドラフトへのアーリーエントリーを発表。
インディアナ・ペイサーズのワークアウトに参加し、なんとあのラリーバードの前でプレーしたそうです。

その後、アーリーエントリーを取り下げ、ネブラスカ大で最後の1年を過ごすことを発表しました。

ケイン・ロバーツ(ストーニーブルック大/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2002年7月5日

出身:神奈川県

身長:188cm

体重:79kg

ポジション:PG/SG

経歴

サンタマルガリータ・カトリック高等学校
アースフレンズ東京Z (2020-2021)
ストーニーブルック大学 (2021-)

マックニール・キシャーン大河(セント・フランシス大/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2004年

身長:184cm

ポジション:SG

経歴

座間アメリカン・ミドル・ハイスクール
セント・フランシス大学

田中力(ベテル大/NAIA/アメリカ)→横浜ビーコルセアーズ

生年月日:2002年5月14日

出身:神奈川県横須賀市

身長:186cm

体重:72kg

ポジション:G

経歴

史上最年少の15歳で日本代表候補に選ばれたこともある逸材です。

中学卒業後に渡米しました。

経歴

横須賀市立坂本中学校
IMGアカデミー
カフク高校(ハワイ)
ベリタス・プレップアカデミー
ベテル大学 (2022-)
まだチームからの公式発表はありませんが、横浜2023年9月から横浜ビーコルセアーズの練習に参加していると報道されました。

岡田大河(ASモナコU21/フランス)

生年月日:2004年5月23日

出身:静岡県

身長:173cm

体重:60kg

ポジション:PG

経歴

2019年9月に15歳でスペインに渡り、Zentro Basket Madridの下部組織に所属。

2021年10月にスペイン・プロリーグ(EBA)4部でデビューを果たす。

2022年8月にオーストラリアで開催された「第12回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア2022(BWB ASIA2022)」では日本人で唯一「男子オールスター」に選出。

2023年2月にはFIBAとNBAによるバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプBWBグローバルキャンプ)にこれまた日本人で唯一招待されている。

エーネンくん
BWBグローバルキャンプとは、世界27ヵ国から高校生世代40名が招待されるという超エリートが集まる育成プログラムです。
静岡大学教育学部附属静岡小学校・中学校
ハイメベラ高校
Zentro Basket Madrid(Cantera)2019-
Zentro Basket Madrid(4部リーグ:EBA)
Sun Chlorella Dragons(EBA)
ASモナコU21(フランス)2023-
トップチームは昨シーズンのフランスリーグで優勝、ユーロリーグで4位の強豪チームです。
更なる成長が楽しみですね。

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山崎一渉(ラドフォード大/NCAA D1/アメリカ)

「一渉」は「いぶ」と読みます。

生年月日:2003年7月10日

出身:千葉県松戸市

身長:201cm

体重:98kg

ポジション:SF

経歴

八村塁選手と同じ明成高校出身です。

高校卒業後、渡米しました。

松戸市立第一中学校/千葉ジェッツ(ユース)
仙台大学附属明成高校
ラドフォード大学 (2022-)

参考記事

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/basketball/2022/11/18/10/

山之内勇登(ポートランド大/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2003年5月27日

出身:福島県

身長:207cm

体重:104kg

ポジション:センター

5歳でバスケットボールを始め、本格的に取り組み始めたのは中学2年。

16歳の時には既に202cmもありました。

この高身長だとインサイドしかできないのでは?と思ってしまいますが、得意なプレーを聞かれ「3ポイントやペリメーターのシュート」と答えるとんでもない逸材です。

本当に楽しみになりますね。

16歳で202センチ、NBA入りを目指す新たな逸材・山之内勇登

経歴

リベットアカデミー(カリフォルニア州)
アースフレンズ東京Z(2021-2022)
ラマー大(2022-)
エーネンくん
ラマー大では通算28試合(24試合がスタメン)に出場、平均6.9得点、7.1リバウンドをマークしました。
ポートランド大(2023-)
エーネンくん
ポートランド大は、かつて伊藤大司氏、渡邉飛雄選手が所属していました。

須藤タイレル拓(ガードナーウェブ大/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2001年4月6日

出身:神奈川県横浜市

身長:188cm

体重:84kg

ポジション:SG/SF

経歴

スラムダンク奨学金の13回奨学生として渡米しています。

横浜市立本牧中学校
横浜清風高等学校
セントトーマス・モアスクール
ノーザンイリノイ大学 (2022-2023)
ガードナーウェブ大学(2023-)

熊谷ジェイコブス晶(NCAA DIVISION 1/ハワイ大)

生年月日:2004年4月13日

出身:神奈川県横須賀市

身長:203cm

体重:83kg

ポジション: PG/SG

2022年はB1リーグの横浜ビー・コルセアーズで特別指定選手としてプレー。

その後、日本出身プレーヤーとして初めてNBAグローバルアカデミーに参加していたジェイコブス選手。

2023シーズンからはビッグウエスト・カンファレンスに所属するハワイ大でプレーすることを発表しました。

沖縄で開催されるワールドカップの代表候補には10代で唯一選出されており、若手注目度ナンバーワンです。

渡邊雄太選手と並んでも遜色ない高身長なのに、なんとポジションがPG/SG!

経歴

NBAグローバルアカデミー/オーストラリア
【NCAA D1】ハワイ大(2023-)

川島悠翔(NBAグローバルアカデミー/オーストラリア)

生年月日:2005年5月27日

身長:200cm

ポジション: PF/C

経歴

群馬大学共同教育学部附属中(2018-2021)
福岡大学附属大濠高等学校(2021-2023)
NBAグローバルアカデミー(2023-)

参考記事

https://basketball-history.com/player/792/

菅野ブルース(ステットソン大/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2003年5月6日

出身:ニューヨーク

身長:198cm

体重:93kg

ポジション:PG

経歴

花巻中
仙台大学附属明成高校

【NJCAA】エルスワース短大

【NCAA D1】ステットソン大(2023-)

参考記事

ステットソン大へ進学

アメリカの大学でチャレンジする山﨑一渉&菅野ブルース…留学決定までの経緯と2人からのメッセージ

https://news.yahoo.co.jp/byline/konagayoshiyoko/20221012-00318786

テーブス流河(ボストン・カレッジ/NCAA D1/アメリカ)

生年月日:2004年

出身:神戸・六甲アイランド

身長:183cm

ポジション:PG

経歴

複数のNCAA D1の大学からオファーを受けている注目プレーヤーです。

進学先がどこになるのか、楽しみですね。

実践学園中学校
報徳学園高等学校
ニューマン高校
【NCAA D1】ボストン・カレッジ(2024-)
ボストン・カレッジはノースカロライナ大など強豪チームがひしめき合うアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)に所属しています。

参考記事

https://basketball-history.com/player/1980/

Twitter

ロロ・ルドルフ(Lolo Rudolph)/St.Augustine High School →カリフォルニア州立大学フラトン校/NCAA D1/アメリカ

アメリカのセント・オーガスティン高校でプレーする17歳の高校生(日本なら高校2年生に該当)です。

ビックウエスト・カンファレンスに所属するカリフォルニア州立大学フラトン校への進学が決まりました。

経歴

生年月日:2006年1月2日

出身:カリフォルニア州サンディエゴ(https://247sports.com/Player/LoLo-Rudolph-46138119/

身長:188cm

ポジション:PG/SG

「FIBA U19 ワールドカップ2023」の日本代表メンバーに選出されました。

NBAとFIBAが共催するBWBアジアキャンプにも参加しています。

サンディエゴ地区の1stチームにも選出される程の有力選手です。

2023年夏にはAAU(アマチュアアスレティックユニオン:アメリカのクラブチームのリーグ)に参加することも決まっています。

なんとウエストブルックが設立したチームです。

プレースタイル

PGとSGの両方でプレーできるコンボガードと言われています。

この動画を見ると、抜群の身体能力を持っていることがわかります。

プレー動画

プレー動画はYouTubeにたくさんアップおり、現地での注目度の高さがうかがえます。

twitter

まとめ

こうやってみると、海外でプレーする日本人選手は本当に多くなりました。

NBAやNCAA DIVISION 1に所属する選手がたくさんいるなんて、一昔前から考えると本当に夢のようです。

これらのリーグでプレーすることは、日本に住む若者たちがバスケットボールを始め、大きな夢を抱くきっかけにもなるなど、日本でのバスケットボールの普及と発展にも大きく貢献していると思います。

日本バスケットボール界の未来は明るいですね。

今後のワールドカップやオリンピックが楽しみです。

エーネンくん
他にも海外でプレーしている選手をご存じであれば、ぜひ教えてくださいね!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!