2023年はバスケットボールのワールドカップが開催されます。
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3か国共同開催となっており、そのうちの一つが何と日本(沖縄)です。
沖縄ラウンドでは、新しくできた沖縄アリーナを会場として、1次予選リーグと2次予選リーグ、順位決定戦(敗者)が行われます。
その他の共催国はインドネシア(ジャカルタ)とフィリピン(マニラ)です。
- 1 開催概要
- 2 ワールドカップ出場国
- 3 日本代表の戦績
- 4 テレビ放送
- 5 今後の予定
- 6 沖縄ラウンド概要
- 7 会場:沖縄アリーナ
- 8 会場へのアクセス
- 9 おすすめの宿泊場所
- 10 チケット
- 11 沖縄ラウンドの参加国
- 12 日本代表を大予想!
- 13 さいごに
開催概要
3カ国で開催されますが、日本とインドネシアは予選のみ、決勝トーナメントが行われるのはフィリピンになります。
「何でフィリピンが中心?」と感じる方もいるかもしれませんが、フィリピンではバスケが最も人気のあるスポーツであり「国民的スポーツ」とも言われています。
プロリーグの設立は1975年と、世界的に見てもNBAに次ぐ2番目に長い歴史をもっています。
開催期間
2023年8月25日 (金) ~ 9月10日 (日)
開催国
決勝トーナメント
フィリピン (マニラ)
グループラウンド(1次、2次ラウンド)
フィリピン (マニラ)、インドネシア (ジャカルタ)、日本(沖縄)
参加チーム数
32カ国
ワールドカップ出場国
出場国(32カ国)が全て決まりました。
NBA選手を有する強豪国同士がぶつかり合うことを想像するとワクワクしますね。
北中南米(7カ国)
ブラジル
カナダ
ドミニカ
メキシコ
プエルトリコ
アメリカ
ベネズエラ
ヨーロッパ(12カ国)
フランス
フィンランド
ジョージア
ドイツ
ギリシャ
イタリア
ラトビア
リトアニア
モンテネグロ
セルビア
スロベニア
スペイン
アジア(8カ国)
オーストラリア
中国
イラン
日本
ヨルダン
レバノン
ニュージーランド
フィリピン
アフリカ(5カ国)
アンゴラ
カーポベルデ
コートジボワール
エジプト
南スーダン
日本代表の戦績
アジア予選
各大陸の予選を勝ち抜いた国が本戦に進出します。
アジア予選(2次予選)の結果は以下の通りです。
- 【2021年11月27日】中国 79-63 日本
- 【2021年11月28日】日本 73-106 中国
- 【2022年2月26日】チャイニーズタイペイ 71-76 日本
- 【2022年2月27日】オーストラリア 80-64 日本
- 【2022年7月1日】日本 52-98 オーストラリア
- 【2022年7月3日】日本 89-49 チャイニーズタイペイ
- 【2022年8月25日】イラン 79-68 日本
- 【2022年8月30日】日本 73-48 カザフスタン
- 【2022年11月11日】バーレーン 74-87 日本
- 【2022年11月14日】カザフスタン61-81 日本
- 【2023年2月23日】日本 96-61 イラン
- 【2023年2月26日】日本 95-72 バーレーン
7勝5敗でF組3位となりました。(4位まで出場可)
日本は開催国枠で出場が決まっていましたが、実力でも出場を勝ち取る成績を収めました。
テレビ放送
気になるのがテレビ放送です。
サッカーのようにAbema TVなどで全試合無料配信してくれたら嬉しいですね。
現時点では「日本テレビ」と「テレビ朝日」が連携して放送することになっています。
今後の予定
2023年4月29日にマニラ(フィリピン)で抽選会が行われます。
1次ラウンド(本戦)
32カ国を8グループ(4カ国ずつ)に分けて、グループ内で総当たり戦。
- 各グループ上位2か国が2次ラウンドに進出する。
- 各グループ下位2か国は17-32位順位決定戦へまわる。
2次ラウンド(本戦)
1次ラウンド上位の16か国をそれぞれ4グループ(4カ国ずつ)に分けて、グループ内で総当たり戦。
- 上位グループの上位2か国が決勝ラウンドに進出する。
- 17-32位順位決定戦も同じように4グループに分けて、グループ内で総当たり戦を行う。
決勝ラウンド(本戦)
2次ラウンドの上位8か国でトーナメント戦。
フィリピンで行われます。
沖縄ラウンド概要
それでは次に沖縄ラウンドの開催概要について説明します。
沖縄では2つのグループの1次予選リーグと、1つのグループの2次予選リーグが行われます。
開催期間:2023年8月23日(金)~9月3日(日)
開催場所:沖縄アリーナ
参加国:8か国
試合数:予選ラウンド20試合
試合内容:1次予選リーグ、2次予選リーグ
会場:沖縄アリーナ
2021年にオープンしたばかりの新しいアリーナです。
何と1万人規模の観客を収容可能という、日本国内では一番のバスケ会場と言えるでしょう。
琉球ゴールデンキングスのホームコートにもなっています。
所在地
沖縄県沖縄市⼭内1丁目16-1
会場へのアクセス
アリーナは沖縄市にあり、アクセスはやや不便です。
電車はアリーナまで走っていないので、選択肢としては「車」か「タクシー」「バス」になります。
那覇空港からバスを利用
高速バス
約40分→沖縄南ICから徒歩約8分
路線バス
空港から約60分→沖縄市運動公園前バス停から徒歩約10分
シャトルバス
まだ発表はされていませんが、大きなイベントなのでシャトルバスが運行されるはずです。
那覇空港から車を利用
沖縄自動車道を利用すれば約40分強で到着します。
車が一番楽な気がしますが、沖縄は車社会なので渋滞のリスクがあります。(バスも同様ですが)
アリーナの駐車場は拡大工事中です。
沖縄でおすすめのレンタカー
沖縄や九州の格安レンタカー予約なら【スカイレンタカー】がおすすめです。
おすすめの宿泊場所
県外から観戦に来ている方ならどこに宿泊するかということも重要ですね。
ホテルを探すなら【ヤフートラベル】が便利です。
①那覇
選択肢の第一候補として挙がるのは、やはり那覇市内でしょう。
ホテルもたくさんあるし、飲食店も多いので困ることはありません。
恐らくシャトルバスも出るはずです。
デメリットを挙げるとすれば、沖縄アリーナからはやや遠いことです。
②北谷
北谷 からであれば車で約10分、徒歩でも3-40分で沖縄アリーナまで行くことができます。
北谷にはバスケットコートも多く、空いた時間にプレーするのもいいのではないでしょうか。
③沖縄アリーナの近く
アリーナの近くに泊まれば、行きも帰りも便利ですよね。
特に複数試合を観戦する方におすすめです。
ホテルコザは沖縄南IC、沖縄アリーナから車で5分という便利なアクセスです。
チケット
組み合わせはまだ決まっていませんが、チケットはすでに販売が開始されています。
http://www.japanbasketball.jp/67151
沖縄ラウンドの参加国
現時点(2023.3)で決まっているのは、日本、スロベニアの2カ国です。
4/29に抽選会が行われます。
以下の3カ国は既に日本以外の予選リーグに参加することが決まっているので、その他の国が来ることになります。
- 開催国であるフィリピン
- フィリピンラウンドに参加することが決まっているアメリカ
- インドネシアラウンドに参加することが決まっているカナダ
どの国のどんなプレーヤーが日本にやって来るのか。
本当に楽しみですね。
それでは最後に、我らが日本代表のメンバーはどうなるのか。
独断と偏見で予想していきたいと思います。
日本代表を大予想!
開催まで本当に待ち遠しいですが、それまでに楽しみなことがいくつもあります。
その中の一つが日本代表のメンバー選出です。
- どんなプレーヤーが選ばれるのか
- どんなチームになるのか
とても楽しみですね。
あんまりバスケに詳しくない方でも楽しめるように、注目プレーヤーを動画付きで紹介したいと思います。
今からチェックしておいて、ぜひ一緒にワールドカップを楽しみましょう。
河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)
元々すごい選手でしたが、ここ最近の活躍は目を見張るものがあります。
アメリカ以外で活躍する選手を対象としたNBAドラフトランキングで30位に選ばれるなど、世界的にも注目度が高まっています。
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
Bリーグ初の1億円プレーヤー。
キャプテンとして、スターティングポイントガードとして、日本代表を引っ張る存在です。
中学時代に全国優勝し高校ではアメリカに留学。
2014年にはNBAサマーリーグに出場、マブスと契約を結び傘下のレジェンズで1年間プレーしました。
豊富な海外経験と英語力も大きな魅力です。
テーブス海(滋賀レイクス)
河村、富樫とはタイプの違う、188cmの長身ポイントガードです。
サイズだけでなく、ドリブルとパスの精度はずば抜けています。
Bリーグに入る前はNCAAディビジョン1のノースカロライナ大学ウィルミントン校でプレーしていました。
アシストランキングはジャ・モラント(NBAのスーパースター)に次ぐ2位の7.8を記録するなど、一時はNBA入りも期待されたほどの逸材です。
富永啓生
NCAAディビジョン1という、アメリカの大学の最高峰に位置するリーグでプレーしています。
スリーポイントラインから更に遠い位置からシュートを決める「ディープスリー」を武器とする、今まで日本人にはいなかったタイプのスリーポイントシューターです。
シュート範囲の広さや高い成功率から「和製カリー」というニックネームがつけられました。
馬場雄大(テキサス・レジェンズ)
NBAの下部リーグ『Gリーグ』でプレーしています。
八村や渡邉の活躍に霞んでしまいますが、Gリーグで複数年に渡ってプレーしているというのは本当に凄いことです。
前回の代表の試合でも圧倒的なパフォーマンスを見せており、能力の高さはピカイチ。
スティールからのダンクやダブルクラッチは圧巻です。
レベルの高いオーストラリアのリーグで優勝を果たすなど海外での実績は十分で、外国人プレーヤーとやり慣れているというのも大きな魅力です。
須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
トムホーバス監督率いる日本代表で花開いたスリーポイントシューターです。
八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)
2019年ドラフト1巡目指名でNBA入りした日本最強プレーヤー。
2022-23シーズン途中にワシントン・ウィザーズから名門レイカーズに移籍。
紫色のユニフォームを着てレブロンジェームズなどのスーパースターと共にプレーしている姿はまさに夢のようです。
渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)
日本人で最長、NBA5年目のシーズンを過ごしています。
今年はスーパースター軍団のネッツに加入、大ブレイクを果たしました。
チームの解体により出場時間は激減しましたが、NBAでも十分に活躍できるクオリティーを証明しています。
ジョシュ・ホーキンソン(信州ブレイブウォリアーズ)
まだ日本代表に加入したばかり、2試合しか出場していません。
が、イラン戦の活躍を見れば確定と言ってもいいのではないでしょうか。
インサイドに強くスリーポイントも打ててパスも出せるオールラウンドなセンタープレーヤーです。
吉井裕鷹(アルバルク東京)
力強いダンク、外国選手に当たり負けしないフィジカルなど、高い身体能力を持つスモールフォワードです。
井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)
身長2mを超えるビッグマンですが、スリーポイントシュートも打つことができる器用なプレーヤーです。
渡邉飛雄(琉球ゴールデンキングス)
ハワイ出身のプレーヤー。
高2でバスケを始め、本格的にバスケ一筋になったのは大学から。
バスケを本格的にプレーしたのはわずか数年なのに日本代表選出という、夢のようなお話です。
金近廉(東海大)
日本代表デビュー戦で20得点という活躍でバスケファンに衝撃を与えた、若干19歳の長身シューターです。
その他
今後の活躍によっては十分選ばれる対象になるであろう選手です。
張本天傑
西田優大
比江島慎
シェーファーアヴィ幸樹
さいごに
本記事では、2023年8月に開催されるワールドカップについてまとめました。
現役NBAプレーヤーが2人もいる日本代表の戦いは本当に楽しみです。
ドンチッチ以外にもどんなスーパースターが日本にやってくるのかも考えるだけでワクワクします。
現地観戦、テレビ観戦など様々な楽しみ方があるので、また続報が出たら紹介したいと思います。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。