映画「SLAM DUNK」が2022年に公開!
2022年秋にスラムダンクの映画が公開されることが、作者の井上雄彦先生から発表されました。
【スラムダンク】
映画になります!#slamdunkmovie pic.twitter.com/jWqvCnASxj
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) January 7, 2021
バスケ漫画といえばスラムダンク。
1990年代にドラゴンボールや幽遊白書などと共にジャンプの最盛期を彩った名作中の名作です。
人気絶頂で最終回を迎えたため、長い間新作が期待されていました。
そもそも何年ぶりの新作となるのでしょうか。
連載は1990年に始まり、最終回を迎えたのが1996年です。
アニメは1993年に始まり、1996年に終わりました。
ということは、実に26年ぶりの新作になりますね。
映画はどんな内容?
ホームページが立ち上げられていますが、内容はまだ発表されていません。(2/19現在)
ネット上では
- 完全に新作のオリジナルストーリー?
- 桜木達がプロになってからの姿がみれる?
- 過去の連載の一部を映画化するのでは?
など様々な憶測が飛び交っており、多くの方が楽しみにしている様子がうかがえますね。
その中でも特に、インターハイ1回戦の「湘北VS豊玉」、2回戦の「湘北VS山王工業」あたりの試合が映画化されるのではないかという意見が多いようです。
アニメは全国大会前に終了してしまったので、この2試合は描かれていないからです。
ファンが描いたこんなイラストもあって、Instagramを見て勘違いをした人も多くいたそうです。
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湘北VS山王工業
ちなみに私も「湘北VS山王工業」を観てみたいなあと思っています。
バスケマンガ史上最高の試合と言っても良い「湘北VS山王工業」
もし映画化されたらどんな内容になるのでしょう?
井上先生の熱量、集中力、魂を感じるこの試合。
原作でも40分間すべてが描かれているわけではありません。
アニメは途中で終わってしまったので、山王戦は描かれていません。
原作では描かれていない新たな名シーンが、映画では生まれるのかもしれないと思うと今からワクワクが止まりません。
2022年の今、どんな内容、どんな映像で映画化されるのでしょうか。
めちゃくちゃ楽しみなので、とりあえずどんな試合だったか、振り返ってみました。
その中で
- 最も得点を取ったのは誰?
- リバウンドやアシストなどの個人スタッツは?
というマニアックなことが気になったのでまとめてみました。
改めて読むと、新たな発見や気づきも多々ありますね。
このマニアックな気持ちが理解できる!
という方はぜひ最後までお楽しみください(笑)
湘北VS山王工業(全国大会2回戦)
まずはどんな試合だったのか振り返ってみたいと思います。
高校バスケットボール界3大タイトル(夏のインターハイ、秋の国体、冬のウィンターカップ)の一つ、インターハイ(高校総体)の2回戦。
高校生にとってはウィンターカップと並んで最も重要な大会です。
山王工業は3連覇中の絶対王者。
しかも深津と河田が入ってからは負けなしの世代です。
「最強山王」と呼ばれており、この大会でも当然のごとく優勝候補の筆頭と目されています。
対する湘北はインターハイ初出場の無名校。
「週刊バスケットボール」という専門誌の事前評価では、湘北のCランクに対して山王はAAランクです。
山王が圧倒的有利という下馬評の中、主人公の桜木率いる(?)湘北が「断固たる決意」をもって山王に立ち向かっていく試合です。
試合スコア(前半)
前半は
湘北36-34山王
と、下馬評を覆し湘北のリードで折り返しました。
桜木のアリウープや三井のスリーポイントシュートなどオフェンスが良かったというイメージですが、湘北にしてはロースコアな展開だったんですね。
湘北の個人スタッツ(得点)
三井寿:9点
桜木花道:8点
流川楓:4点
赤木剛憲:2点
宮城リョータ:0点
不明(描かれていない):13点
山王工業の個人スタッツ(得点)
河田雅史(兄):6点
沢北栄治:4点
河田美紀男(弟):4点
深津一成:2点
野辺将広:2点
松本稔:0点
不明(描かれていない):16点
試合スコア(後半)
後半は開始早々オールコートプレスを敷いた山王のペースで試合が展開されました。
湘北43-44山王
得点者が不明なのは山王工業の5点のみであり、後半戦がいかに濃密に描かれていたかが伺えます。
湘北の個人スタッツ(得点)
後半は湘北の全得点シーンが描かれています。
前半に続き、三井のスリーポイントが爆発しました。
三井寿:16点
赤木剛憲:10点
流川楓:9点
桜木花道:6点
宮城リョータ:2点
山王工業の個人スタッツ(得点)
後半でようやくスイッチの入った沢北が22得点と圧倒的な得点力を見せつけました。
沢北栄治:22点
河田雅史(兄):9点
松本稔:5点
河田美紀男(弟):4点
深津一成:3点
野辺将広:0点
不明(描かれていない):5点
最終スコア
最終スコアは
湘北79-78山王
桜木の劇的なブザービーターで湘北が逆転勝利をおさめました。
湘北の最終個人スタッツ
湘北の得点王はシューターのミッチー(三井)でした。
流川の得点が思ったよりも少ないことと、桜木の得点が思ったよりも多いのが印象的ですね。
不明点
不明点の13点は誰がどのようなプレーで取ったのか。
それは今後描かれることはあるのか。
楽しみです。
山王工業の個人スタッツ
不明点
不明点は21点ありました。
さいごに
もちろんすべての試合が描かれているわけではないので、不明な点も多くあります。
もし山王工業戦が映画化されるとしたら、新たなシーンやセリフも加わるのでしょうか?
不明な得点は誰のものなのか、判明するのでしょうか?
私の希望としては、1試合まるまる40分間カット無し(タイムアウトも)で、NBAの試合をリアルタイムで観ているような展開のアニメを観てみたいなあと思っています。
新作の映画の内容が違うものだったとしても、いつかは観てみたいですね。
今回、久々にスラムダンクを読み返してみて、改めて素晴らしい漫画であることを実感しました。
スラムダンクがなかったらバスケをすることもなかったのかもしれないですし、全く違う人生を歩んでいたかもしれません。
スラムダンクに人生を変えられたという人は少なくないでしょう。
まだ読んだことないなーという人は、ぜひ読んでみてください。
長らく読んでないなーという人も、ぜひもう一度読んでみて下さい。
読み終わった頃には、きっとバスケがもっと好きになっていると思います。
マンガで読むなら新装再編版
スラムダンクは電子書籍化されていません。
表紙が新たに書きおろされた「新装再編版」というものが発売されています。
新たな表紙は過去の連載では描かれていなかった新しいシーンなので、マニアックなファンならそれだけで欲しくなってしまいますね。
アニメはU-NEXTで視聴可能
アニメは連載とは違い、全国大会に出発するところで最終回となっています。
そのため、インターハイ1回戦の豊玉戦、2回戦の山王工業戦は描かれていません。
見どころとしては、連載には無いアニメのオリジナルストーリーです。
全国大会出場を決めた湘北が「湘北VS翔陽・陵南合同チーム」と練習試合をする様子が描かれています。
藤真と仙道が同じチームでプレーするという夢のような組み合わせですね。
※スラムダンクのアニメがどこで観れるか調べたところ、U-NEXTが安価で観ることができます。(31日以内に解約で無料)
2004年に発表された「スラムダンク-あれから十日後-」
2004年にはイベント(1億冊ありがとうファイナル)で黒板に描かれた「スラムダンク-あれから十日後-」が発表されましたが、それを入れたとしても18年ぶりです。
※今はこの本で読めます↓
タイトル通り、最終回から十日後の姿が描かれています。
さいごのさいごに
いやー、スラムダンクって本当に素晴らしいですね。
めちゃくちゃ続編が楽しみです。
映画公開を日々楽しみに生きていきましょう(笑)
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
バスケットボールのポジションについて、図やマンガ(スラムダンク)のキャラクター、NBAプレーヤーの話を交えながら、できるだけわかりやすく解説したいと思います。 ぜひ最後までお付き合いくださいね。 バスケのポジションに関する疑[…]